手に入る地球外の物とは?

手に入る地球外の物とは?

 

 

 

 

手に入る地球外の物は?

 

 

手に入る地球外の物はいろいろあります。

 

 

一番わかりやすいのが隕石です

 

 

隕石は宇宙を漂っている
石やチリが地球に落ちてきたものです

 

 

隕石と言ってもその起源はさまざまで
一番多いのが、火星と木星の間にある
小惑星帯の小惑星や微惑星からが
ほとんどです

 

 

 

 

 

隕石が落下してきたときの映像などから

 

隕石は小惑星帯から来ていると考えられ
ていましたが、つい最近まで確証がありま
せんでした

 

 

日本の探査機はやぶさが2010年
小惑星イトカワのかけら持って帰ってきて

 

そのイトカワのかけらが普通コンドライトと
呼ばれる隕石の種類と鉱物や化学組成、
同位体比が一致したことから、隕石の
起源が小惑星だと確証できました

 

 

隕石は小惑星のほかにも、火星や月、
彗星起源のものがあります

 

 

火星や月は小惑星に比べてかなり大きく
重力が強いので、隕石として地球に
降ってくるのはかなりレアです

 

なぜなら、火星や月の重力を
逃れるような大きな衝突がない限り
隕石として地球に落ちてこないからです

 

 

そのため、月や火星の隕石を発見した場合、
ものすごい高い値段になります

 

 

地球外の物を手に入れるには、
自然的に地球に落ちてくるのを待つか
昔に落ちてきた隕石を見つけるしかありませんでした。

 

 

しかし、最近の科学の進歩で
1960年の終わり〜70年代にかけて
アメリカのNASAのアポロ計画で
人類が月に降り立ちました

 

 

このアポロ計画で月の石を手に入れてます

 

 

 

そして、2007年位ににアメリカのNASAの
スターダスト計画で持ち帰った彗星のチリ

 

 

これは、彗星の後ろに探査機がはりついて
彗星からこぼれ落ちるチリをはえたたきのような
スポンジでチリを捕獲して地球に持って帰ってきました

 

 

そして2010年に日本の探査機はやぶさが
持って帰ってきた小惑星イトカワのチリ

 

 

これは、探査機が小惑星に降り立って
世界で初めて取ってきたチリになります

 

 

アメリカの彗星のチリは、捕獲するのに
シリカでできたスポンジのようなもので捕獲
したのですが、

 

その捕獲時に、チリがスポンジと衝突して
高熱を受けてしまっていました

 

 

そのため、チリの保存状態としてはイトカワの
チリの方が保存状態がいい状態です

 

 

現在、探査機はやぶさ2が小惑星に
向かっている途中で、2018年に小惑星に着いて
2020年に地球に戻ってくる予定です

 

 

日本以外にもアメリカなど宇宙の石を
持って帰ってくる計画が現在進行形でおこなわれています