鉄隕石は、鉄とニッケルがほとんどの
金属でできています
ほとんど金属でできているので、
大昔のナイフなどは鉄隕石を
用いられいたのではと考えられています
鉄隕石は、落ちてくるのが目撃されている
落下隕石の中では6%と少ないけれども
いつ落ちたのかわからない地上に落ちている
隕石の中では40%を占めるほど多いです
その理由は、金属鉄でできているので
地球の石と区別がつきやすく、
金属探知機に反応しやすいので
見つけやすいという特徴があるからです
実際に
隕石ハンターと呼ばれる人たちは、
金属探知機を使って隕石を探しています
そのため鉄隕石が多く見つかっているのは
量が多いのではなく発見がしやすいからで、
実際に鉄隕石が落ちている割合は
隕石の全体の割合で考えると少ないと
考えられています
鉄隕石はある程度大きな天体が
軽いケイ酸塩鉱物と重い金属鉄が
分かれた分別をした天体の
中心部分のコアから来たと考えられています
ある程度大きな天体の中心部分から
鉄隕石が地球に落ちてくるには
天体の中心部分まで破壊するような
大きな衝突が必要だからです
また鉄隕石の特徴の一つに
ウィドマンシュテッテン構造があります
ウィドマンシュテッテン構造は
数百万年というものすごい長い時間を
かけてできるカマサイトとテーナイトの縞模様です
このウィドマンシュテッテン構造は
地球の石には見られず、人工的に作るのも不可能で
縞模様がキレイなのでウィドマンシュテッテン構造を
持つ鉄隕石は人気があります
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