隕石の大まかな種類
隕石は大きく分けて3つに分かれます
石質隕石
ほとんどが地球の石と同じ
カンラン石や輝石などの
ケイ酸塩鉱物からできています
カンラン石や輝石は地球の石に
含まれている一般的な鉱物です
さらに1mm程度の大きさの球状の
コンドリュールと呼ばれる粒を含む
コンドライト(chondrite)と
含まないエコンドライト(achondrite)
に分かれます
コンドリュールは写真の中の丸い粒です
どろどろに溶けると、重い金属鉄は
その天体の中心部分に沈んでいき
軽いケイ酸塩は表面に分かれます
この重い金属鉄と軽いケイ酸塩に分かれる
ことを分化といいます
エコンドライトは分化した天体の
軽いケイ酸塩の集まっている表層の
場所から飛んできた隕石だと
考えられています
石鉄隕石
金属鉄とカンラン石や輝石などの
ケイ酸塩鉱物がどちらも半々に
含んでいるのが石鉄隕石になります
石鉄隕石はどろどろに溶けて分化した天体の
重い金属鉄と軽いケイ酸塩が
半々に含んでいる場所の物質が
地球に落ちてきたものだと考えられています
鉄隕石
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